パソコンが普及してきたのもWindows98が出た時くらいからだろう。
オフィスの仕事も、きれいに並んでいるデスクに座り、
パソコンと「にらめっこ」して一日が終わるってスタイルになった。
パソコンが無い時代、オフィスワークってどんな仕事の仕方をしていたのだろう?
現在のオフィスワークのスタイルは、
・企画を作るのは、PowerPointで。
・スケジュールを立てるもの、OUTLOOKやザイボウズ。
・人員計画や予算の計画は、EXCELで
・隣の人とコミュニケーションを取るにもメールやメッセンジャーで
とにかく、パソコンを通して仕事を進める。
オフィスの全体を眺めると、皆、パソコンに向い、カチカチ、カタカタと
マウスやキーボードを打っている。
ほんとに皆、仕事をしているのだろうか?
僕も今、オフィスワークだけど、一日8時間パソコンに向かっている。
実際に、「仕事」をしているのは全体の2割程度で、あとの8割は、
仕事のための仕事をしたり、ネットサーフィンに興じたりしている。
特にネットサーフィンって無意識の境地なので、「さて、1分前に見ていたサイトは?」
と聞かれると、すでに覚えていなかったりする。
特にホワイトカラーの人たちは、文明の進化によって、退化していると実感をする。
考えなくなり、身体まで動かさなくなる。
緑がない高層ビルの一角に、皆、同じ方向を見て、ベルトコンベアの上を走る
ランニングマシーンで汗を流す。
電気を使って、無駄な汗をかく。
電気を使って、マウス操作の無駄な指使いがある。
電気を使って、無駄な電子的な世界旅行をする。
これって、おかしな世界だと思いませんか?
違和感を感じませんか?
このブログも誰に話しかけているのかわからない時もあるので、
書いていて違和感を感じる時もある。
「デジタルいっぺんとうからの脱却」これが僕のテーマになりつつあります。
ふくちゃん@アナデジタル、デジアナログ